あづま進学教室主催秋の教育講演会
皆様ご存知のように、昨年8月に出された、県の男女共同参画苦情処理委員による「男女別学の県立高校を早期に共学化すべき」との勧告に対して、埼玉県教育委員会はさる8月22日に、「今後の県立高校の在り方について総合的に検討する中で、主体的に共学化を推進していく」との報告書を提出しました。一方で、同報告書の中では、男女別学校の共学化については、「県民の意見を丁寧に把握する必要がある」とし、具体的な時期や対象についての結論を留保しました。当教室では、毎年、『秋の教育講演会』を開催し、教育に関する最近の話題、お子様の進路選択に関する情報等につきまして、様々な講師の先生にご講演頂いて参りました。
今年は、一年間にわたって中高生やその保護者、各高校のOB・OGを始めとして、県内の世論を二分した今回の共学化問題に対する一応の方向性が示されたこの時期に、県教委の高校教育指導課長も歴任された県立川越高等学校の小出校長先生を『秋の教育講演会』にお招きし、この問題に対する県教委の考え方なども含めてご講演して頂きます。
ご存知の通り、埼玉県は首都圏の中でも、県公立高校からの難関大学進学者が大変多い県です。このような中でも、旧制中学校からの流れを汲む創立120年超の伝統校である県立川越高校は、“文武両道・自主自立”の校訓のもと、東京大学・一橋大学・東京工業大学に計24名、東北大学に19名など、難関国立大学への進学者数が浦和高校に次いで多いことで知られる男子校です。映画「ウォーターボーイズ」のモデルとなった水泳部、昨年複数回にわたってテレビへの出演が続いた応援部をはじめとする特色ある部活動が知られている一方、県出身者で唯一のノーベル賞受賞者である梶田隆章博士の母校として、そのアカデミックな校風でも知られています。今年の『秋の教育講演会』では、小出校長先生に、教育を取り巻く最新の話題、男子校・女子校・共学校・普通科・専門学科などの幅広い選択肢があり各校が特色ある教育を実践している県立高校の魅力、ICTの利活用にとどまらない県立高校で進む授業改革、進路選択のアドバイス等に加え、上述の通り、今回の共学化に関する県教委の考え方についてご講演頂けることになりました。さらに、川越高校の紹介・魅力について、県立男子校初の女性教頭として今春着任された塩原教頭先生にご説明して頂きます。
今回の講演会は、男子生徒およびその保護者だけでなく、小・中学生の生徒・保護者の皆様全員に、大変参考になる機会と考えております。ご多忙の折とは存じますが、またとない機会として是非多くの皆様にご参加頂きますようお願い申し上げます。
■ 講師
埼玉県立川越高等学校
校長 小出 和重先生
教頭 塩原 めぐみ先生
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